遠隔計測監視システム 2300

構内LAN利用の警報監視システム

構内LANを利用して簡単に警報監視システムが構築できます
HIOKI 2300を利用したリモート警報監視システムの概要
アナログ信号、接点信号に対応
警報監視すべき信号は、HIOKI 2300の豊富な入力用モジュールにより、各種センサや各種装置のアナログ出力に対応できます。この場合「しきい値」を設定することにより警報発報が可能になります。
また、装置や機器から出力される異常信号(接点出力)を入力(Di)モジュール 2341で受け、警報発報することも可能です。
構内LANに対応
HIOKI 2300の2353 LANモジュールを使用すれば、IPアドレスを与えることにより、既設の構内LANを利用することが可能です。構内LAN利用によりシステム構築コストを安価に抑えることができます。
豊富な警報通知手段
警報発生は、HIOKI 2300用アプリケーションソフトウェア「Smart Site Utility Pro」が稼動する監視パソコンにて、
  • 警告音発生
  • 警報通知(警報履歴のポップアップ表示)
  • モニタ画面での警報色表示
により確認できます。
また、LANモジュール 2353の電子メール送信機能により、予め設定されたメールアドレスに警報の旨のメールを自動送信することができます。

さらにLANインタフェースを持つ「ネットワーク警告灯」を用いることにより、警報発生を警告灯や内蔵ブザーにより通知することが可能になります。
警報発生を「確実」に通知
電子メール送信する機能、および警告灯を点灯/点滅、ブザー音発生させる機能は、HIOKI 2300のLANモジュール 2353が直接行います。
この機能においては監視パソコンのフリーズや、監視パソコンにて稼動させるアプリケーションソフトの稼動/未稼働は関係いたしません。
HIOKI 2300 構成例と価格
警報接点を8chまで入力できる仕様の場合、以下構成および価格になります。
警報接点「8点まで」なら、
LANモジュール 2353 価格¥45,000×1台
入力(Di)モジュール 2341 価格¥30,000×1台
AC電源モジュール 2361 価格¥30,000×1台
モジュールベース 2392-01 価格¥ 5,000×1台
モジュールベース 2392-02 価格¥ 5,000×1台
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  合計 115,000 円
※ 機器設定を弊社にて請け負う場合は、作業費を別途いただきます。
 
警報メール(電子メール送信機能)のご紹介
HIOKI 2300のアプリケーションソフトウェア「Smart Site Utility」により、警報メール送信機能をLANモジュール 2353に設定し、システム運用することが可能です。
1. 警報しきい値の設定
2300各計測モジュールの設定画面にて、警報しきい値(アナログ信号の場合は上・下限値、接点(デジタル)信号の場合は、ON/OFF)を設定します。
2. メール送信の有無
警報(アラーム)設定した信号のリストが下図(1)にリスト表示されます。送信したい項目は「メール送信する測定項目」欄にドラッグ&ドロップします。
3. メール送信先
メール送信先は20アドレスまで登録できますが、1信号(1項目)に関して送信できるアドレス数は、4つまでです。(下図(3)、(5)参照)
4. メール本文の設定
メール本文には、任意のコメントを信号ごとに付けることが可能です。(下図(4))
5. メール送信の条件
メールを送信するアクションは、アラームの発生時/アラームの解除時/そのほか(停電や2300の異常時)より任意選択して送信することが可能です。(右図(6))
※この機能はオプションです。