遠隔計測監視システム 2300

構内LAN・汎用パソコンを利用したデマンド監視システム

「デマンド監視システム」を低価格・簡単導入できます
HIOKI 2300を使用した「デマンド監視システム」の概要
需給用メータのパルス出力を2300シリーズのパルスモジュール 2304で受け、1分もしくは5分ごとに確定したパルス数をパソコンに伝送します。2300とパソコンとの通信には既設LAN(構内LAN)が使用できるほか、もちろん新設LANにも、または無線でも対応可能です。
伝送されたパルス数より、パソコンにて稼動する「デマンド監視ソフト」がデマンド超過の予測を行い、音声と画面による警報通知のほか、電子メールによる警報通知を行います。
「デマンド監視制御システム」 → リレー接点出力機能があります。
基本構成(下記 (1)〜(8)+(10)+(11) を使用) セット価格 ¥378,000(税抜き)
「デマンド監視システム」 → リレー接点出力機能がありません。
基本構成(下記 (1)〜(9) を使用) セット価格 ¥288,000(税抜き)
(1) メモリモジュール 2354 ×1台 (5) モジュールベース 2392-01 ×1台 (9) デマンド監視ソフト 9688 ×1式
(2) パルスモジュール 2304 ×1台 (6) モジュールベース 2392-02 ×2台 (10) デマンド監視制御ソフト 9689 ×1台
(3) クランプオンセンサ 9658-81 ×1台 (7) Smart SiteUtility Pro 9768 ×1式 (11) リレー接点出力装置
ライフトロン社製 RO-16(U)
×1台
(4) AC電源モジュール 2361 ×1台 (8) PCカード512M 9728 ×1式
上記に設置工事費用は含んでおりません。設置工事が必要な場合は、お問い合わせください。
本システムはデマンド超過抑止を保証するものではありません。
 
契約電力以下で電気使用量が管理されれば、コストダウンが図れるのです。
契約電力の超過を「見過ごし」ていませんか? 目標値(管理値)を定め、監視・通報・制御可能な監視システムの導入で、無駄な出費を抑え、さらなるコストダウンが図れます。
同じ投資をするのであれば、コストを低減させる投資をしませんか?
「デマンド監視システム」は高額…ではありません
「遠隔計測監視システム 2300」をベースに汎用機器の組み合わせによる低コストで多機能なデマンド監視システムを実現しました。ソフトウェアもシンプルで使い易い機能に絞り、低コストを実現しています。
通信線の敷設であきらめていませんか?
デマンド監視用に専用の通信線を敷設する必要はありません。既設の社内LANを利用してデマンド監視システムを構築することができます。また産業用の無線によるシステムも構築可能です。
デマンド超過予測警報を「確実に」受けられますか?
無人の電気室でデマンド警報ブザーが鳴っても、管理者の方に通知できなければ意味をなしません。ご紹介する「デマンド監視システム」では、構内LANの利用が可能なので、「必ず人がいる」事務所にパソコンを設置することで回避可能です。またE-MAILの利用により、警報通知先として携帯電話やPHSの利用が可能です。
「印字結果をExcelに手入力」から、開放されます。
デマンドコントローラの内蔵プリンタが打ち出した電気使用量を、「手打ち入力」でExcelに入力されていませんか?ご紹介する「デマンド監視システム」では、自動的にパソコンがデータ収集を行い、
  • 任意日の時間積算使用量(棒グラフ・表)
  • 任意週の日積算使用量(棒グラフ・表)
  • 任意月の日積算使用量(棒グラフ・表)
が表示できます。
デマンド監視だけのシステムではありません。拡張性が違います。
HIOKI 2300は、システム製品です。デマンド監視から例えば以下のようなシステムに拡張可能です。
  • 日報月報自動生成機能
    ユーザ定義のExcelシートに自動的にデータを貼り付け可能(スマートサイトユーティリティ・プロ 9768を使用)
  • 計測ポイントの追加・増減の自由度
    例:受電点以外の計測ポイントの増設(ex.フィーダ電力計測)が、モジュールの増設により可能
    例:エネルギー使用量の外的変化要因である「外気温度・湿度」を、モジュールの増設により可能
  • 中央監視システムへの応用
    工場内設備の中央監視システム、リモート監視システムへ拡張可能
メンテナンスはユーザで
システムの運用にはランニングコストも重要な要素となります。我々が提供するデマンド監視システムは、全てユーザによるセットアップが可能であり、ユーザレベルでメンテナンスを行うことができます。