遠隔計測監視システム 2300

ビルや工場における漏えい電流の「常時監視」が行えます

多チャンネル漏洩電流監視システム
電力モジュール 2332と漏電検知用CT(0相CT)を組み合わせて、多チャンネルの漏えい電流を監視できます。
また既設の漏電警報盤の接点出力を接点入力用のモジュール(2341)で監視することにより、構内全体の漏れ電流が一元管理できるようになります。
定期的な漏洩電流管理が業務の負担になっていませんか?
コンピュータや情報機器など「勝手に電源を落とせない」機器が増え、漏洩電流の発生や発生源の特定が難しい昨今です。漏洩電流計を持ち込み、バッチ的計測を行っても、「いつ発生するか」不明な漏洩電流を「捕捉」し、絶縁劣化箇所を特定することは大変難しいものです。
「常時監視型」のシステムに変更すれば、漏洩電流のロギングを行いますので、時系列データから、「発生ラインの特定」、「発生周期より発生源の推測」が可能になります。
消費電力や環境データとの統合もサポートします。
HIOKI2300遠隔計測監視システムの豊富な計測モジュールラインナップにより、受電電力(電力量)、フィーダ電力(電力量)、外気温度・湿度、熱源機器稼動運転接点、ガス・水道流量計測など、統合したシステムに拡張させることが可能です。
つまり、ビルや工場の中央監視システム(リモート監視システム)に発展させることが可能です。
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漏電事故防止には漏洩電流の定期的管理(チェック)が必要です。
これが基本:定期的管理による予兆把握
定期的な漏電管理には、手軽なクランプオンリークハイテスタをご利用ください。
ELBの応答周波数に対応する機能
フィルタ機能をONすることで、ELBと同等な周波数帯域(約180Hz)にでき、商用周波数成分の漏れ電流を測定できます。
交流専用漏洩電流計(リーク)
クランプオンリークハイテスタ 3283

ひずんだ漏れ電流の解析を可能にするクランプ
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これがBest:継続的監視による予兆把握
継続的な漏電監視と威厳かに寄る管理工数低減には、多チャンネル漏洩電流監視システムをご利用ください。
電力モジュール 2332 リーク電流測定仕様
電力モジュール 2332 と専用クランプセンサ 9657-10 を用いて最大6回路のリーク電流測定を可能にした特注品です。
(電流値以外の測定値は確度を規定していませんのでご注意ください。)
仕様概要
1. 整流方式 : 50/60Hz用フィルタ付 真の実効値方式
2. 測定範囲 : 0.0A〜1.3A 表示桁数はPCアプリにより異なる。
(Smart Site Utility Pro 9768 では3桁半)
3. 測定レンジ : 1.0A/0.2Aいずれか選択。
4. 測定確度 : ± 1%f.s. ± センサ確度(正弦波入力、レンジの2%f.s.〜130%f.s.において)
5. 電流センサ : クランプオンリークセンサ 9657-10(定格AC10A 出力100mV/A 0相CT)
確度:± 1.0%rdg. ±0.05%f.s.
価格はシステム構成によって異なりますので、弊社営業員までお問い合わせ願います。
これで対策:漏電が疑われる機器は詳細な解析が必要です
漏電の予兆が現れた機器は電源品質や消費電力との同時監視をお奨めします。
漏電は負荷の運転状況や、電源ラインの電源品質と密接に関係する場合が多いのです!

電源ラインモニタで詳細解析の効率をアップしましょう。
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