遠隔計測監視システム 2300

輸血血液管理を効率化

保冷庫温度監視システムのご提案
輸血血液の管理において、保管温度の監視は最も重要な事項の一つであり、温度履歴を記録するとともに、異常時は管理者に通報して保冷庫を正常復帰させる必要があります。
これらの管理を一元化し、効率的に行うためのシステムをご提案いたします。
患者の安全性確保を目的とした医薬情報システムの構築は、近年の医薬品の供給網において必須用件となりつつあり、これを利用した医薬品のトレーサビリティの実現は、医療におけるリスクマネジメントの質と効率の向上に寄与しています。
特に輸血用血液は他に代替できるものではない上、善意の献血によって供給される貴重なものであることからも、安全性の確保はもとより有効利用を図るための管理が必要です。
本システムの導入により、輸血血液の劣化やその使用による事故、および廃棄を未然に防ぎ、医療における安全性の向上とムダの削減を実現します。
 
専用ソフトウェアによるモニタ・記録の例
保冷庫温度監視システム 仕様概要
1. 保冷庫内の温度を自動計測・記録、リモート監視します。
2. 温度データを監視し、異常時は管理者に警報状態を通報して対応を促します。
3. 温度測定と警報状態監視は1秒間隔で行いますが、データ記録間隔は1秒から1時間の間で選択できます。
4. 通報先は複数設定でき、いずれかの通報先が受信するまで通報先を巡回します(通報器の仕様)。
5. LANの障害・メンテナンスによる停止に備え、LANを経由せず末端の計測器から直接内線電話を利用して警報を通報できます(ダイヤルアップ方式)。
6. 記録データはLAN経由でPCへ収集し、Microsoft Excelで日報・月報に変換できます。
7. LANが障害・メンテナンスにより一時的に停止しても、記録データは欠落しません。
価格はシステム構成によって異なりますので、弊社までお問い合わせ願います。